統一ブランド立ち上げ
今日25日に長野県酒類販売が県内酒造メーカーと 「楽国信州」なるブランドを立ち上げた。 22社23銘柄の容器と帯封を統一し、信州の地酒の販売促進を目指すらしい。扱い銘柄は、県の「原産地呼称管理制度」に認定された製品で詳しくはこちらから、「純米酒」「特別純米酒」「純米吟醸酒」。容器は細身のワイン瓶(500ml)で、800円から1150円とかなり低目に設定されている。
田中康夫前知事が始めた「原産地呼称管理制度」も、他県に広がりつつあり、長野ブランドを浸透さる意味合いが大きいようだ。 今年5月には焼酎の統一ブランド「楽国・信州乃焼酎」を立ち上げ、予想を上回る実績を残しているようだ。
東京のアンテナショップ・地酒ミュージアム信州おさけ村でも販売をするそうなので、是非覗いてみて下さい。 山輝亭お薦めの「高天」「水尾」「信濃鶴」もメニューにあるようです。
一応、応援はしといて・・・。
長野の日本酒の良さを知ってもらう為の企画なら応援する。その努力も惜しまないつもりだ。 ただ、今の長野県の蔵の状況を考えると素直な気持ちで応援できない部分もある・・・。
大きな問題としては「原産地呼称管理制度」の認定品目が多すぎる事。長野県内の物を作ったお酒なら、何でもOKなの?味の基準化は難しいが、果たして本当にお勧め出来るお酒が200も300もあって良いものなのか?楽国信州は23銘柄だが、認定は物凄い数にのぼる。
長野の蔵のレベルは高いと思うが、あまりにも「原産地呼称管理制度」にこだわると、「どれを飲んでも同じ」にならないかが心配。美山錦やひとごこち(新美山錦)を使い、7号酵母やアルプス酵母を使えば、似たような味わいになってしまう危険性は高い。蔵の個性を活かしたお酒が生まれなければ意味がないと思うのだが・・・。
それと、キチンと農家と共存が出来ているのかという問題。酒米は食米に比べて作るのが難しいと言われている。その労力や安定供給する仕組みはどこが負っているのだろう・・・。原産地にこだわる事はいい事だと思うが、実際に酒米の作付面積は増えているのだろうか?データを調べた限りでは、ここ3・4年は横バイみたいだった。
あとは、出品酒を作る時には結局関係なくなっちゃうんだよね。各蔵がこぞって「原産地呼称管理制度」に便乗するなら、「原産地呼称管理制度」から出品酒を出すようにしなければ成功とはいえないと思う。「原産地呼称管理制度」は「純米酒」でなければならない。出品酒は「吟醸酒」になっていて、土俵が違うという反論があるかもしれないが、「純米大吟醸酒」も金賞受賞酒に名を連ねている。 その辺を意識している?蔵も出てきたみたいで、新酒鑑評会での状況も変化してきている事は光明である。
| 入賞 | うち山田錦以外 | 金賞 | うち山田錦以外 | |
15酒造年度 |
35 | 4 | 10 | 1 |
| 16酒造年度 | 23 | 6 | 5 | 1 |
| 17酒造年度 | 39 | 9 | 14 | 1 |
| 18酒造年度 | 23 | 6 | 9 | 4 |
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